解体工事について

解体工事

着工してからの流れ・・・
・足場養生の組み立て
足場養生の組み立てを行ないます。近隣の方へのご迷惑を最小限に留めるために、シートや防音シートを掛けることによって騒音やホコリを防ぎます。
・重機搬入
・建物本体の解体
上屋を解体し基礎を掘り起こし撤去します。ホコリが飛ぶのを防ぐため、散水しながらの作業となります。
・廃材の分別・収集・搬出
現場で廃材を分別します。(木材・鉄・プラスチック・コンクリートガラ・他)大きな物は重機で、細かな物は手作業で分別しながら作業を行ないます。

解体工事に伴う、近隣様への配慮

解体工事においては、振動や騒音、ほこりなどの発生は避けられないものです。解体業者の工事の進め方や気配りによっては、それらの発生をかなり抑えることは出来ますが、特に住宅が密集するような場所での工事では、近隣への事前の挨拶や対策が欠かせません。また、工事中の音や振動以外にも、工事車両が頻繁に出入りするなど、普段は静かな住宅街が騒々しい環境になってしまいます。ですので、あらかじめ工事前にご近所に対して、工事期間や内容などを簡単に伝えておくだけでも、後々の苦情やトラブル防止にかなり役立ちます。

近隣様へのご挨拶

解体工事の作業前には、近隣住民に対して事前に「解体工事を行うことおよび工事期間」を必ず伝えておくようにしましょう。工事期間中は、トラックや重機など工事車両の出入り、騒音、振動、ほこりなど、ご近所への迷惑は少なからず生じてしまいます。時には、想像以上の騒音や振動が発生することもあるようです。出来れば、工事開始の1週間前くらいには、「安全対策・作業時間・車両の通行経路、隣接する建物との位置関係の確認」などを、挨拶を兼ねてご近所に報告しておきましょう。

ご挨拶を行う範囲

ご近所と言っても、どの程度の範囲まで解体工事を行う旨について挨拶を行えば良いのか、少し判断が難しいかもしれません。一般的には、解体敷地境界線から10メートル、または建物の高さの水平距離のうちどちらか広い範囲内となっているようです。しかし大事なことは、解体工事後もご近所との良好な関係を維持出来るような誠実な対応を行うことではないでしょうか。自治体の中には、解体工事に伴って生じる近隣とのトラブルを未然に防ぐために、「建築物の解体工事計画の事前周知と紛争予防に関する要綱に関する届出」が必要な地区もあります。

隣との境界線を決めておく

近隣とのトラブルを防止する上で、隣地との境界線をしっかり決めておくことも大切です。境界が曖昧であるために途中からトラブルになってしまったというケースも少なくありません。このようなトラブルを防ぐために、事前にお隣さんに立ち会ってもらい、測量を行うという方法もあります。